6月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例4です。
MONCLERのルーマニアで作られた、ナイロン素材のダウンジャケットです。
本来、表地は白色、裏地は紺色の様です。
クリーニング店で、ウエットクリーニングを行ったところ、裏地の紺色の内、赤色色素が表地に移染した物と思われます。
ケアラベルを見ると、かなり色が剥げ、初めての洗いでは無いか?、もしくはコピーされた物か?
初めての洗いの場合は、裏地の染色堅牢度不足、の不良品が使われたコピー製品の可能性が高く、何度も洗われた製品から急に色がでた場合は、裏地の染料が、経時的劣化によりクリーニングに耐えられなくなり色が出たと考えるのが一般的でしょう。
白+黒、白+紺、白+赤 等のコントラストの高い物は、デザイン重視で、クリーニングを考えるとリスクが有る事を承知の上で購入時には一考が必要でしょう。
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