3月31日に消費者庁により新JIS絵表示の告示が有りました。
( 消費者庁 家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について )
( 繊維製品規程改正のお知らせ )
テレビ・新聞等でご覧になった方も多いかと思います。
内容を見てビックリしたのですが、一昨年より開かれていた説明会の内容と違ってきた事です。
今までの説明では、
●告示後施工までの間で徐々に新JISに移行し施工後は旧JIS表示の物の販売は不可
告示内容では
●告示後施行までの間は旧JIS表示。施工後も施工日前に作られた物はそのまま販売可
になってしまいました!
新JIS策定に関わり、いつも私たちと論議してきた方も、先日、私が質問するまで気がつかなかった様でした。
3月1日に告示予定だった物が31日になったので不思議に思っていたそうなのですが....
普通、公示から告示、施行まで5~6年くらいは掛ける物だそうですが、
JISとISOの統合については、日本が一番遅れている為、公示から施工まで2年強の短い時間を示した事に関係しているのかもしれません!
新しい絵表示は外国企業のパテントが関係してるため、使用料の問題が有ったそうで、
最終的には国の法律で表示義務がある国(日本やオーストラリア、アメリカ、カナダ、中国、韓国等)は免除と云う事で話が急にまとまった経緯も関係しているのかも!
この辺は想像でしか有りませんが一気に骨抜き状態になった感は否めません!
私たちがこの新JIS絵表示を目にするのは、2年以上後になってからになりそうですね!