11月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例1です。
写真は、ミニワンピースの背中のコーティングの柄が無くなっています。
ほかも良く観察すると、肩や首周りの裏側の肌と接触するする所のコーティングも同様に無くなっています。
上が正常部分、下がコーティングが無くなっている部分の顕微鏡画像です。
ニット生地にウレタンのコーティングがされているのがはっきり写っています。
肩や首周りの裏側は、肌との摩擦によるコーティングの剥がれで有ると推測出来ますが、背中の剥がれは、摩擦による物であるとは、言い難い状況です。
そこで、どんな女性がこのワンピースを着ているのだろうかと考えている一人の委員が「髪の長い女性かな?」と!!
つまり、ロングヘアーに使っている整髪料により、コーティングの劣化が促進され、クリーニングの揉み作用によりコーティングが剥がれたと推測出来ます。
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