11月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例2です。
写真は、大手アパレルメーカー製、綿100%の黒色シャツで、衿の部分に別生地が付いています。
数回のクリーニング後、別生地が破れてしまいました。
軽く引っ張るだけで破れてしまいます。
染色に硫化染料が使われた為ではないかとメーカーに検査を依頼しました。
2週間ほどして、メーカーからの回答が送られて来たそうです。
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1)PH5
2)硫黄成分の検出があった。
①染色後のソーピングなどの後処理が不十分であった。
②硫化染料が経時的に変化した。
①、②の複合的作用によるもので有ると考えます。
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と云う物でした。
ほとんどのアパレルメーカーは、検査もちゃんと出来ず、解らないと云って処理を避けようとします。
流石に大手アパレルさんですね!
検査や結果の報告も早く、適切に処理をして頂けました(*^_^*)
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