10月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例2です。
写真はポリエステル100%の黒のスラックスです。
10年くらい前の製品で、全体的に焦げ茶に変色しています。
しかし、日焼けしにくい、内股や、裾裏などは黒いままです。
一般的なポリエステルの染色に使われている、分散染料の特徴として、長い年月がたつ内に染料が劣化しやすいと云う顕著な例の様です。
経年劣化により、紫外線の影響を受けやすくなった為、本来日焼けしにくいと思われているポリエステル100%の製品ですが、長年の使用により日焼け変色した物と考えられます。
クリーニングショップ衣料の美容室のHPもよろしくお願いします