6月の苦情審査会の事例です。
写真は 綿52% 麻48% シルバーの金属箔プリントがされています。
本来はもっとシルバーな色合いだったのでしょう!
石油ドライ指定でしたが、業者が間違って、パークロルエチレンで洗ってしまったとの事です。
未処理のボタンと比較するとハッキリ判りますね!
しかし、指定である石油ドライ溶剤を綿棒に付け共布を擦って観ると簡単に金属箔がはげてしましました。
間違ってパークロルエチレンで洗ってしまった業者にも責任がありますが、
石油系溶剤で洗っていたとしても事故に成っていたと考えられます。
このように、金属箔プリントや、顔料染め、ウレタンプリントなど、石油系溶剤指定に成っている商品の多くは、ドライクリーニングが不向きな物がほとんどです。
一度目のドライクリーニングでは大丈夫な物も、数回目で駄目に成る事を覚悟しておいて下さいね!