1月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例2です。
クリーニングから返ってくると、パンツの裾が変色しているとの苦情です。
素材は、毛70% 絹25% ナイロン3% ポリウレタン2% と表記されています。
全体を観察すると、股下や、ウエストの内側にも同様の変色があります。
上は、変色部分の境目を顕微鏡で観た写真です。(ちょっとピンぼけですが・・・・・・・・・)
明るい色の糸が無くなっているのが解ります。
この事から、耐久性の薄い絹素材が、着用中の擦れにより脆化し、クリーニング時の揉み作用に耐えることが出来ず脱落した為、遠目でシミの様に見えたと考えられます。
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