(before)
今回は、兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例では有りません。
当店で、最近お預かりして、処理した事例の紹介です。
写真は、エルメスのマイクロプリーツ(シルク100%)のスカーフ(処理前)です。
シルクのプリーツは、定着が悪く、着用時の汗や熱、クリーニングによって徐々に開いて来る事は、以前に紹介したとおりです。
当店では、出来るだけプリーツの維持をする為、一点ずつネットに入れ、
石油系ドライクリーニングで短時間処理をし、自然乾燥しています。
しかし、スカーフという事で、直接肌に触れ、又、汗を良く含んでいる為、
お客様は、汗抜きを希望されました。
水を使う事が御法度のプリーツですが、汗を抜く為には、水を使わねば成りません。
お客様には、リスクと、成功確率を説明し、ご了解の上、汗抜き処理をお引き受けしました。
色々考え、悩み、工夫の上、水を使っての汗抜きを行いました。
(after)
上の写真の様に、ほとんど変化無く、処理する事が出来ました (^o^)
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