またまたプリーツです!



5月の兵庫県クリーニング組合苦情審査会の事例1です。
先月に引き続きプリーツの事例が2つ有ります。
写真は ポリエステル68% 綿32%のスカトです。
プリーツ加工が緩くなっています。
ドライクリーニング後、乾燥時の熱による緩和であると考えられます。
ポリエステル100%では無い為、樹脂加工によるプリーツ加工を行っていると推測できます。
しかし、樹脂加工ですから、ドライクリーニングを行う事により樹脂が徐々に取れていった可能性も有ります。
メーカーによる指示通りドライクリーニングを行っていても防げない事故であります。
その上、綿が混紡されていますので、ウエットをしても緩和し、シワが発生するため、ウエットクリーニング後自然乾燥する事も駄目でしょう。
制作段階での企画の間違いである可能性大です。
ポリエステル100%以外でのプリーツ加工は、クリーニングするとプリーツが簡単に取れてしまう事を覚悟の上購入して下さい。

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