兵庫県クリーニング組合苦情審査会の事例です。
表・裏生地共にポリエステル１００％
中綿 ダウン８０％ フェザー２０％
絵表示では石油系ドライクリーニング指定です。
クリーニング店では、染み抜きを試みたが取れなかった為、原因の鑑定に出された物です。
原因としては、生地制作時の柔軟加工剤等の仕上げ加工材か、ヒートセット行程の際にサーモマイグレーションにより繊維表面に遊離してきた分散染料が、水または雨の滴下によりウォータースポットを起こさせた物と考えられます。
シルクやレーヨンでウォータースポットが出来る事は多いのですが、ポリエステルでは珍しい現象です。
大手のクリーニング店の場合、価格を抑える為、ドライクリーニング表示の有る製品は、すべてドライクリーニング処理される為、油性汚れが取れ、顕著化した物と考えられます。
兵庫県クリーニング組合苦情審査会では、ポリエステル地のダウン製品等は、水洗いを推奨しておりますが、あまり実行されていないようです。（クリーニングに出す際にお店で確認して下さい。尚、当店では水処理をしておりますのでご安心ください！）
ｸﾘｰﾆﾝｸﾞｼｮｯﾌﾟ衣料の美容室 ( http://www.sentaku8.com )