4月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例2です。
写真は、ビトンのピンクマッキントッシュの一部です。
ぱっと見は、色が剥げて白っぽく成った様に見えますが、
実際は、縫い目から裏地の染料が染み出し、縫い目に沿って濃くなっているのです。
絵表示では、手洗い可に成っているのですが、日本の水は、
ヨーロッパに比べ硬度が低いため、裏地の染料が溶け出してしまう様です。
色止めをしながら短時間で処理する必要が有りますね!
色の濃い製品では、目立たない為、クレームになりませんが、
ベージュやピンクなどの淡い色の製品では、目立ってしまいます。
去年から約一年間で、ビトンのマッキントッシュは、3着目のお目見えです。
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