6月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会は、5月+6月分を、神戸繊維検査所の会議室にて行いました。1000倍まで拡大出来る実体顕微鏡や、数種類の光源を持つ検査器などを使用させて頂きました。
まず、5月分の事例其の一です。
写真は綿100%のコックコートに穴がクリーニングする事で穴が開いてしまいました。
ブラックライトにて検査すると、穴の開いている周りに黒く蛍光反応の無い一帯が確認出来ます。この事から、着用中磁気ネックレス等の使用による金属の付着があり、クリーニングに使用される酸素系漂白剤の過剰反応により、生地が脆化し穴が開いた物と考えられます。
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