8月の兵庫県クリーニング組合苦情委員会の事例の前に、先月書き込んだ「ユキコ ハナイ」のカーディガンに付いての報告です。
メーカーに問い合わせたところ、「顔料染め」の製品ではない事が解りました。
「顔料染め」でないことから、考えられる原因は、ドライ溶剤の管理不足により、汚れた溶剤内の汚れが、商品に付着し汚れを落とすはずのドライクリーニングが、かえって汚れを付着させる 「逆汚染」となります。縁がピンクのままであり、逆汚染されていない部分が有る事が少し引っかかります???
現在、メーカに検査を依頼していますので、はっきりした原因が分かった時点で、報告します。
苦情委員会では、事故後の商品しか情報が無く、ほとんどの場合、切断しての検査や、薬品処理等、商品に手を加える事が承諾されていないのです。その為、目視や、顕微鏡等による、非破壊検査しか出来ません。
メーカーにデーターの提供を求める事が多くありますので、最終的な報告まで、2~3ヶ月を要する事もあります。
当blogでは、毎月の事例を記載しているため、時には確定前の、間違った情報を書き込む事もありますが、間違いが判明し次第、訂正を載せていきますので、よろしくお願いします。
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